ULSのレーザー光源は、9.3ミクロン(CO2レーザー)、10.6ミクロン(CO2レーザー)、と1.06ミクロン(ファイバレーザー)の出力波長が利用できます。
それぞれの波長に対して、材料は異なった反応を示します。ULSは、さまざまな波長のレーザー光源を提供することで、幅広く多種多様な材料のレーザー加工への適用性と加工性能を大幅に向上させています。加工する材料、方法や用途に応じて、それぞれの波長が使い分けられます。
ULSのレーザーシステムを立ち上げると、レーザー光源がユニバーサルコントロールパネル(UCP)またはレーザーシステムマネージャー(LSM)と通信して、現在どのレーザー光源がインストールされているかをソフトウェアに知らせます。これによってソフトウェアは、材料データベースの中から各レーザー光源の波長特性に応じて、適切な加工材料を表示することができます。