デジタルレーザー加工技術により、どのような素材でもレーザー切断、彫刻、マーキングすることが可能です。ユニバーサル独自のDLMP®(Digital Laser Material Processing)システムにより、生産、研究開発、エンジニアリング、セールス、マーケティング、施設管理など、組織や複数部門にまたがる多彩な用途の可能性がさらに拡がります。
DLMP技術は、ビジネスソリューションの一部として以下のような様々なメリットを有しています。
ソフトウェア制御
グラフィック ソフトウェアでのほぼすべてのデザインを、レーザーシステム ソフトウェアにプリントすることができます。さらに、ユニバーサル コントロールパネル(UCP)またはレーザーシステムマネージャー(LSM)に、.DXFおよび.PDFファイル形式で直接インポートすることも可能です。
複数素材
ユニバーサルのレーザーシステムでは、プラスチック、金属、シリコンゴム、布地、複合素材、ラミネート接着剤およびその他の先進素材など無数の素材が使用可能です。
マルチ加工
切断、彫刻、マーキングをワンステップで加工可能です。さらに、高解像度の画像を素材に彫刻またはマーキングすることもできます。このレーザーシステムでは、出力、スピード、その他のパラメーターをワンクリックでシームレスに変更しながら、ワンステップで多彩な操作を実行できます。
非接触
物理的な力を加えずに素材を剥離または加工します。非接触方式であるレーザー切断、彫刻、マーキングを使用することで、ダイス、ブレード、カッターや冶具等の物理的な工具を使う必要性がなくなります。
オンデマンド
リアルタイムで素材を加工します。レーザーシステムは物理的な工具に依存せず、ソフトウェアファイルによって操作が可能です。加工開始は、素材をレーザーシステムに設置し、グラフィックファイルを処理するだけの簡単なものです。
※BGM有
広範囲に及ぶレーザー加工
デジタルレーザー加工(DLMP)技術は、豊富な素材に対応する、効率的な非接触方式を提供します。以下のリストは、CO2かファイバーレーザー、またはその両方を使用したユニバーサルのレーザー加工機で効果的に加工できる素材の一例です。レーザー加工に適した全素材リストは、素材ライブラリーをご覧ください。
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DLMP®技術の仕組み
単一のレーザー加工または複数加工(任意の組み合わせ)を実行するには、次の手順を実行します:
1 ファイルのデザイン
Adobe Illustrator、Adobe Photoshop、AutoCAD、CorelDRAWなどのプリント機能を備えたほぼすべてのグラフィック、CADソフトウェアを使用することができます。
2 ファイルの印刷またはインポート
Windowsドライバーを使用して印刷するか、 ULS Direct Importソフトウェアを使用して.PDFまたは.DXFをインポートします。インポートファイルは、WindowsやMac OSなどあらゆるOSで作成可能です。印刷またはインポートされたファイルは、ユニバーサルのコントロールパネルに表示されます。このコントロールパネルでは、素材加工前にファイルをプレビューすることができます。
3 素材の選択
広範なユニバーサルの素材データベースから素材を選択します。
4 素材を設置
レーザーシステムに素材を設置します。追加の工具は必要ありません。
5 「Go」を押す
「Go」を押します。レーザーシステムは、ユニバーサルのコントロールパネルソフトウェアに送信されたグラフィックファイルに基づいて素材を加工します。
6 作業終了
部品または製品を取り外します。システムは、同じグラフィックファイル、同じまたは異なる素材上の別のグラフィックファイルをすぐに加工する準備ができています。